「フウセンカズラ」という植物をご存じですか 花や実も種までどこから見てもかわいらしい植物です 梅雨時はツルの植物がどんどん伸びる季節で庭のフジのツルはここぞとばかりに上に下に伸びています 「フウセンカズラ」は今年も爽やかな黄緑色のツルを伸ばしかわいいフウセンの実をつけています 夏を感じさせてくれる草花の一つです
ラーメンが絡んでいるような黄色の糸のような「ネナシカズラ」が耕作放棄地のそばの川辺に生えていました 毎年のようにこのブログで紹介していますがまた新しい植生の場所がありましたので紹介します 地面に根を張らず他の植物の茎から芽を出し植物特有の光合成をせず他の植物に寄生し生きるこの「ネナシカズラ」は葉緑素がないので緑色にならずに黄色(ほかの色もあるそうですが)の茎に白い花をつける不思議な花で数年前に初めて見つけた時には驚きでした それ以来気を付けてみているといろんなところに生えていることがわかりました 不思議な植物の一つです
どこでも見かけるような紫色でふわふわした「ユリアザミ」でしょうか 葉がユリににていることからついた名前ということです 別名「リアトリス」とも呼ばれいます まっすぐ伸びて大きいものは1メートルをこえるものもあります 花は上から咲き始めだんだん下に降りていきます 白い糸のような花穂が個性的で観賞用に重宝されているとか
ユリに似た鮮やかなオレンジ色の花がさいていました 「ワスレグサ」という名で花が1日で終わるのだそうです 英語でDaylilyと呼ばれるそうです この花を植えると悩み事が忘れられるとかこの花をみると夏の暑さも忘れさせてくれるといったいわれもあるようです 悩み事を忘れさせてくれるということで恋の悩みを詠う和歌にも登場するそうです
今の時期 アオイ科の仲間であるムクゲやフヨウ タチアオイなどがさいています そんな中であまり背丈が高くない「ジャコウアオイ(?)」の淡いピンク色の花が目につきました 白い花もあるそうですが和名の麝香は葉が麝香の香りがするからだそうです タチアオイのように下からさいてくるのではなさそうです 道路のそばで見つけましたが栽培されていた花が芽を出し花をつけたのでしょうか
あいにくの雨ふりの週末です 雨に打たれた白い「キキョウ」が雨を吹き飛ばすように鮮やかに咲いています 画像にも映っていますが「キキョウ」の蕾は咲く寸前までふんわり膨らんで紙風船の様な形をしています 花が咲く瞬間に音でもたてて咲きそうな可愛らしい雰囲気が魅力的です 白のほかに青紫色や淡いピンクもあり 後ろ姿も艶やかで夕暮れ時に見かけると色香漂いその美しさに見惚れてしまいます どんな角度から見ても美しい表情を楽しませてくれる「キキョウ」ですが 古くから秋の七草の中の花として親しまれている夏の代表的な花の一つです 万葉集の中でで歌われている「朝がほ」と詠まれているのは「キキョウ」の事をそう呼んでいるそうです