球状に紫色の小花が集まりその周りをとげのある苞が広がっている「エリンジウム」が咲いていました 「マツカサアザミ」と呼ばれる名前が一般的で多く栽培されているとのことです 分枝してにぎやかに咲いており色も涼しげで今の季節にぴったりの花で長持ちしてドライフラワーとしても利用される花だそうです
夾竹桃ににている鮮やかなピンクの「クサキョウチクトウ」が咲いていました 別名「オイランソウ」と紹介されていることもあるそうですが 花が美しいので欄の花にたとえたとか 花魁が髪に挿したかんざしになぞらえたとか 香りが花魁の白い粉の香りに似ているからとか種々あるようです 夏に咲く鮮やかなピンクの花もいいですね
緑の葉に白いペンキを塗ったような「ハンゲショウ」の草花を見つけました 葉の半分ほどが白くなるので「半化粧」とか「半夏生」とか あるいは「片白草(かたしろぐさ)」と呼ばれているそうです 花が咲き終わって夏真っ盛りになると白い部分は色落ちして緑に戻るんだそうです 虫媒花ということで虫を誘う必要があるので白く目立つように進化しのではとの解説もありました でも不思議な草花ですね
昨年秋に枯れかかった花を一つもらい採った種を庭に植えたところ 鮮やかなオレンジ色の「キバナコスモス」の花が一輪だけ咲きました 秋の代表的なコスモスの一種で群生していると見事に庭を彩ってくれるでしょうが残念ながら一株だけですがしばらくは楽しめそうです 陽の光があたれば痩せている土地でも問題なく育つ花だそうですから今年も種を採取して来年もう少し多く育ててみようと思います
庭の四季咲きの「センチメンタル」というアメリカ生まれのバラがいつになく鮮やかに咲きました 赤と白の絞りがきれいでほのかに甘い香りがします こんなに赤が鮮やかに発色したことがありませんので何度か紹介していますが改めてアップしました 残念ながら鮮やかな色を写真で再現できませんが色と香りで梅雨時のうっとしい季節を忘れさせてくれます